誕生日祝いのアレンジメント
最大10連休というゴールデンウイークが始まりました!”明るい陽射し、澄んだ青空、すがすがしい空気、心地よい風、心地よさを満喫して心も体もリフレッシュ”というのがゴールデンウイのイメージだったのですが、天気予報では今年は10年に1度の高温になるとか?気温の変化で体調管理もなかなか難しいですね。そんなときこそ、ぜひお花をそばにおいていただきたいものです。お花が自律神経のバランスを整えてくれ、心も身体も元気にしてくれます。画像は、「93歳になるおば様のお誕生日祝いに」とご注文いただいたアレンジメントです。濃淡のピンクとパープルで、華やかさと落ち着いた上品さを併せ持つ、素敵な大人の女性をイメージしてアレンジいたしました。
イースターエッグ
先日開催した花彩香アレンジメント講座のタイトルはイースターエッグ。卵はイエス・キリストの復活のシンボルとして有名ですが、再生・復活以外にも多くのシンボルとされています。実際に生の卵を触っていただき、どう感じるか、どんなことを思うかをお聞きしました。そして、自分がたまごだったら今どんな状態でいる?自分が卵の親だったら?など自由に想像してアレンジしていただきました。花材の雪柳は卵の殻を表現するために用意しました。出来上がった作品にはそれぞれ最初に生の卵に触れたその時のイメージが現れていて、みんな同じ花材なのにみんな違うアレンジになりました。
春
A6003を紫でというご注文をいただきました。バラとカーネーション以外、スイトピー・チューリップ・アネモネは早春の花で揃えました。初冬でもヒマワリが出荷されたりとだんだん季節感が薄れていく生花市場ですが、スイトピーやチューリップ、アネモネは春先だけしか出てこない花。明るい春の兆しを感じさせてくれます。
ハーブスワッグ
12月10日、ハーブセラピスト協会でハーブスワッグ講座を開催しました。これまではリースでしたが今年はスワッグにしました。中世ヨーロッパではハーブを壁に掛けたり戸口に吊るしたりしてハーブで空気浄化、殺菌、消臭して魔を除ける習慣が広く行われていました。ケルトの人々も冬至に常緑樹の枝を吊るして太陽のエネルギーを取り込み魔を除ける風習がありました。今のスワッグのスタイルも同じですね。今回はハーブセラピスト協会の講座ですので花材はすべてハーブです。ユーカリ3種類、コニファー2種類、ローズマリ2種、レッドペッパー(赤は魔除け効果があるといわれています)を用意して、大きさも形も自由に作っていただきました。最後のリボンはお好きなものを選んでいただいて完成したのがこの画像です。ユーカリやコニファーの香り、そして植物の自然に流れるラインの心地よさはハーブスワッグならではのものです。
花彩香セラピーのスワッグ
ここ数年人気のでてきたスワッグ。特にクリスマスシーズンには目に留まることも多いのでは?12月3日の花彩香セラピーアレンジメント講座でもクリスマススワッグを取り上げました。世界中で植物を壁やドアに飾る週間は古くから行われていて、時代時代で名前やスタイルを変えてきたスワッグですが、今では植物の束をさかさまにして飾るスライルが定番のようになっています。なのでサブタイトルは「視点を180度かえて」として、私たちの持っている一般的なクリスマスのイメージも180度かえてみようと思いました。用意したのはすべて南半球の花材、つまりワイルドフラワー、ネイティブフラワーとも呼ばれている花材です。もちろん南半球には針葉樹はありませんのでクリスマスのつきもののコニファー類は使わず、ユーカリ、ウーリーブッシュ、ピンクッション、バンクシャー、リュカデンドロ、ブレビア、バーゼリア、クラスペディア。今までとは全く違うワイルドフラワーの逞しさ、生きる知恵、強い生命力を感じさせる花材は、皆さんにとって新鮮だったようでした。
ダリア
日本舞踊の会にお渡しするアレンジメントでした。お届けしたのは小春日和でしたが今年は激しい寒暖差を繰り返しながら冬に向っているようです。
お客様のリクエストのキーワードは和風・きれいなピンク・赤と白。存在感。豪華。初めにご希望されたカタログのスタイルは縦に流れのあるアレンジでしたが、会場に飾るのではなく手渡しとのこと、車でお持ち帰りとお聞きしスタイルは変更。安定性を優先、ある程度高さをだすことも考えましたが花手水スタイルにすることにしました。
ディスバッドマムとも思いましたが、マムのような咲方で豪華な花、ダリアをメインに使うことにしました。ダリアは大輪のきれいなピンクのエタニティロマンスと少し小ぶりの淡いきれいなピンクのオズの魔法使い、そして赤と白のミックスの恋金魚です。あとは八重のピンクのガーベラ・トレーシー。全てマッスにして質感を強調し、真ん中にはオリエンタルリリーを入れました。
ハートアレンジ
「ピンク系のハートアレンジを」という注文をいただき作成したアレンジメントです。お電話でうかがった時は全部ピンクでかわいくかな?と思ったのですが、贈り先の方が歌舞伎役者の方と分かったので、ピンクはバラとスプレーバラ、淡めのガーベラ、オレンジがかったトルコ桔梗を使い、その中に少しだけ紫とオレンジを入れさせていただきました。実はどう考えてもピンクオンリーではないような気がして、悩んだ末ちょっとだけ和っぽくしてみたのです。でもご希望に添えているかな?という思いもありつつ、ご注文くださったお客様にお渡ししたところ、喜んでいただけて・・・この色合いにして良かった!
ロジータベンデラ
大輪できれいな優しいピンクのバラ・ロジータベンデラ。ピンクのバラもいろいろありますが、これも私の大好きなピンクバラの一つです。
アイドルさんの周年ライブに「ピンクバラとカスミ草の花束を」という依頼で作成しました。
最初にえらんだのがこのロジータベンデラ。ライブにはちょっと色が薄いかな?カスミを入れるし…濃い目のピンクのスイートユニークの方がいいかな?・・でもママになったアイドルさんだから、やさしいピンクもいいかな?・・・
2つを眺めながらさんざん悩み、朝になって大きく開いて色がはっきりしてきたロジータベンデラに決定!
こちらの方が長くて頭も大きくて、国産でやっぱりきれいでした!